Mojim Lyrics
Mojim Lyrics > Japanese & Korean singers > 加藤伎乃 > 天邪鬼は馬鹿を魅る > 女狐恋物語

加藤伎乃



Lyrics
Album list

加藤伎乃

女狐恋物語

Lyricist:加藤伎乃
Composer:加藤伎乃

刻は黎明 艶姿の
女一人 乱れ姿
月光に照らされた 君はまるで
天から降りて来た天つ乙女

刻は黎明 寝乱れ髪を
一つに結っては口付け交わし
夜の静寂に水の音響き
君はまるで淡月の様だ

春告げ鳥が鳴いている
逢引明け暮れしどけない
汗みずくで交わりあって
朝ぼらけ

カリソメの恋ならば
きっと今日で終わりだろう
しかし一目お見かけした時から
慕っておりました

春過ぎて桜も散って
うたかたな淡い恋も散った
暗れ惑う気持ちに疲れ果てて
当て所ない気持ちをぶつけた

あらずもがなの終わりの言葉
Find more lyrics at ※ Mojim.com
知りたくもない気持ちを知った
言い知れぬ寂しさを覚え
水面に映る月の輪を眺めてた

涼風当たり流されて
川に映る泣き顔ながめ
いつの間にか夜が深けて
深々と

カリソメの恋模様
狐に化かされた様
鈴の音が姦しい
私は君に懸想しておりました

黄昏時 夢うつつ
物思いに耽る夜
赤い月に暇乞い
さようならと告げる夜

君の影がほのめく
艶姿の天つ乙女…

数常しえの愛ならば
追憶から引っ張り出そう
私が君に恋した問わず語りのこの曲
これにて終結