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遣ノ雨



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遣ノ雨

欠けた冬

Lyricist:アンナ
Composer:yuna

いつも側にあった温度
頬に感じていた吐息も
もうこの部屋のどこにもない
いつにも増して指が冷える

柔らかい風感じながら
手を取り合って未来を語る
「寒くなったらどこへ行こうか」
あなたとならどこでもよかった

あぁ、あんなにも飽きもせずに傷をつけて
傷つけたことに自分を責め続け
あぁ、繰り返して突き放して傷がついて
取り戻せなくなるなんて思いもせず

あぁ、あんなにも飽きもせずに愛し合って
ささやかな幸せだけで良かった
あぁ、その声がその匂いがその全てが
雪のように愛しく降り注いでく

どの季節もあなたといれば鮮やかで
この冬も色づくと思ってた

夜明けの空 曇った空も
見慣れているはずの景色
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何を見て何を聞いても
よぎるのはあなたのこと

あんなにも飽きもせずに傷をつけて
すれ違いがわかっててとまらなくて
もう聞きたくない見たくないってあなたを拒んで
居なくなることに耐えれずに泣くのに

あぁ、あんなにも飽きもせずに愛し合って
ささやかな幸せだけで良かった
あぁ、その声がその匂いがその全てが
雪のように愛しく降り注いでく

どの季節もあなたといれば穏やかで
この冬の寒ささえ
感じないくらいのはずだった

あぁ、あんなにも飽きもせずに愛し合って
ささやかな幸せだけで良かった
あぁ、その声がその匂いがその全てが
雪のように愛しく降り注いでく

あぁ、いい人だったなんて私を語りながら
誰かと温め合うあなたがいる
あぁ、その声がその匂いがその全てが
雪のように愛しく降り注がれてしまう