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添田知道
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壇の浦
Lyricist:添田唖蝉坊 Composer:添田唖蝉坊
白々(ほのぼの)と須磨や明石に朝霧こめて 朧に見ゆる淡路島 白沙を掠めて青松(せいしょう)の 間を縫い行く白帆(はくはん)は 島隠れ行くあま小舟 寿永の昔平軍が 立籠りたる一ノ谷 天険頼みし要害も ひよどり越の逆落し 一葺隔てし八幡潟 一家の安危を竿頭に 賭けて卜せし軍扇も 那須与市が一箭に Find more lyrics at ※ Mojim.com 入(い)る日の丸の西の方 海路遙けき壇ノ浦 蓬窓かゝげて眺むれば 双ぶ満珠に干珠島 帆柱山は雲がくれ 門司の磯辺にとうとうと 押寄す波間に鬼啾々 昨日は都に春めきて 栄華を誇りし平族の 末治を茲(ここ)に鑑みば 不義の富貴は浮雲か 草葉における朝露の 頼み難きを感ずらん 愉快じゃ 愉快じゃ
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