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野狐禅



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Lyrics
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野狐禅

春夏秋冬

Lyricist:濱埜宏哉
Composer:濱埜宏哉

君を引きちぎるのは もう何度目だろう?
公園へ続く下り坂を ゆるやかに駆け下りながら
空っぽの毎日をデタラメに当てつければ
枝垂れ桜の花びら 鮮やかに吹き飛んでゆきます

あの花には もう手が届くのに
あの頃 描いてたものは 宙ぶらりんのまま

季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々埋めてゆく
叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく

青春はとうに終わるのに
世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます

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知らず挫折・苦悩にも馴染んでゆくようで
口癖のように「ダメだ、ダメだ」と繰り返しながら
やつれきった夢に火をくべてみるけど
暮らしの中で白濁と共に儚く散ってゆきます

この街にも もう何年もいるのに
この頃 つないでた日々は 誰かが踏みつけた夢の轍

季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々を埋めてゆく
叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく
東京がどっと横たわる 有象無象 全て呑み込んでく
東京よ もっと輝いて 僕に夢を見せてくれよ

青春はとうに終わるのに
世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます